本と出会った落ちぶれ大学生
最近、本を読むようになった。と言っても、推理小説なんだけど。でも本を読むようになって、とっても毎日が充実してきた気がするんだ。大学の行き帰りの電車の中、喫茶店、夜寝る前に読むの最高だし。家から大学までは遠いんだけど、1年生の頃から電車の中で本読んでたらたくさん読めてたなあ。
推理小説ばかり読んでるけど文学作品って呼ばれるものを読みたい気持ちがある。宮沢賢治の銀河鉄道の夜とか川端康成の雪國とか。20を越えて会うジョバンニ。。。
満足いくところに内定を貰えた。長い間頑張って就活してきて良かった。就活してて1番辛かったのは、早くに内定貰った人たちが頼んでも無いのにアドバイスしてくること。就活は早く終わった人が優秀みたいな風潮なんなん?自分が妥協せずに行きたいところから内定貰えればいいでしょ。
2019年夏によく聴いたCD5枚
20代前半です。
今年の夏によく聴いていたCDを紹介します。
自己満足です。
①jacaranda / tacica
tacicaは良いですね。ペンギンエレジーが一番好きです。どんな時も彼らは救ってくれますよ。言葉では表せない良さですよね、beyond the description 僕は文才無いですが、文学部です。
ちなみにこのバンドのボーカルがチャットモンチーのえっちゃんの旦那さんです。
このアルバムの4曲目に収録されている『人鳥哀歌』
②Broke / Samm Henshaw
ラッパーがこのアーティストについてツイートしているのを見て、聴いてみたらめちゃくちゃ渋くてカッコよかったので、永遠にループです。ゴスペルを感じるような感じないような。いま車のCMで、この人の別の曲が使われてますね。
最高です。聴いてみてください。
③アンデスの街でこんな夜はHOT HOT HOT! / The SALOVERS
若いバンドだからか、青春を感じて夏に合うなぁって思いながら聴いていました。
このバンドを知ったのは2009年の閃光ライオット。その時はChinaっていう曲がカッコよかった。ボーカルの声が少しハスキーでカッコイイと思い、一目惚れでした。古舘アナウンサーの息子さんらしいですね、最近知りました。
長らく聴いてなかったんですが、今夏に久々にAppleMusicで見つけてよく聴きました。
2009年の閃光ライオットは、ズットズレテルズとかGLIM SPANKYとか挫•人間とかも出てます。
『HOT HOT HOT!』
④空から降る一億の星 / plenty
これは、何年か前にアルバイト先で出会った韓国人の女の子に教えてもらいました。僕は少しでも高い男の人の歌声が苦手だったんですが、plentyを聴いてからはそれが無くなりました。
plentyは哲学が好きな人がよく聴くイメージがあります。
このアルバムめちゃくちゃ良いですよ。
1曲目に収録されている『手紙』
この曲を聴きながら富田林のPL教の大きい塔を初めて見ました。あの建物すごいですね。
⑤Ray / lego big morl
FMラジオでパワープレイにされていて、よくラジオで流れていたような気がします。ライブも1回行きました。
なんか就活つらすぎて、弱そうな自分を歌っているような曲が沁みてくる夏だったので、夕方によく聴きました。
晴れた夕方に堤防を散歩しながら聴くと良いと思います。
インターネットで出会った女の子①
リアルで作る恋人は、何かしら自分に対して先入観を持っていると思う。例えば学校で出会う女の子は日頃の自分の言動を知っているし、職場の女の子だってそうだろう。でもインターネットの相手は違う。何も知らない所から、自分のイメージを作り上げることができる。
大学生になって少しして、オンラインゲームにハマっていた時期があって、バイトから帰っては深夜3時までゲームをする生活をしていた。チームで敵に挑むゲームだったので、チームの人と通話でコミュニケーションを取りながらプレイしていた。
チームの常連は、茨城で飲食業をやっているおっちゃん、新潟の男子大学生、名古屋のフリーターの若い男、京都の釣り好きのおっちゃん、、ぐらいだったかな。
ある日、自分のチームに可愛い声の人が入ってきた。萌声って感じで、それだけで勝手に可愛いんじゃないかと思い込んだ。その日だけで仲良くなり、SNSで個人的に連絡を取り合う事になった。
毎日通話をしていたが、相手の顔を知らなかったし、知ろうともしなかった。知ったら幻想が崩れてしまいそうだし、自分の顔も相手に見せなければならないからだ。誰とも分からない人に顔写真渡す怖さもあるし、ブサイク!なんて言われたら立ち直れないよね。
しかし、日が経つにつれて実際に会ってみたくなった。会う前に顔は知っておかなければならない。どうしても会いたかったし、写真を送りあった。めちゃくちゃ可愛かった。最高だ。向こうも、自分の写真に対して好意的な事を言っていた。良かった。
そこからは毎日ウキウキ。出会いを目的に大学内でセッティングされる飲み会にも行かなくなった。
志村さんの歌声が頭を駆け巡る——————
全力で走れ 全力で走れ 36度5分の体温
上空で光る 上空で光る 星めがけ
全力で走れ 全力で走れ 滑走路用意出来てるぜ
上空で光れ 上空で光れ 遠くまで
Sugar!! / フジファブリック
写真の交換から1ヶ月後、僕らは出会った。
相手は名古屋、こちらは博多。情けないが、お金があまり無いので来てもらった。
大雨の夜7時に博多駅で相手を待っている間、スマッシング・パンプキンズをずっと聴いていた。スマパンを聴くと、身体がフワッとなりワクワクする。
正直、インターネットで出会うなんて恥ずかしかった。でも、今まで普通に女の子とは付き合ってきたし、今回はたまたまだ、とか自分に苦しく言い聞かせて気持ちを持っていた。
愛してたあいつのこと 心から好きだった
でも今は 水色の夕焼けがめに染みる
愛してた正直に 天国に近いハートペピン / Blanky Jet City
続きはまた今度
就職活動に苦戦している20卒
世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑い出す
赤みのかかった 月が昇るとき
それで最後だと 僕は聞かされる世界の終わり/ Thee Michelle Gun Elephant
今年は売り手市場と言われているのに内定が無い。
ゼミでは僕以外の皆は大企業に内定。
毎日のように飲み遊んでいた友達は早々と内定を貰い、夏休みを満喫している。
半端ではない絶望感に負けて、暑い中スーツで街中を歩くのに疲れて、久しぶりに実家に帰った。
父親は変わらず何も話しかけて来ない。口うるさい母親はご飯を作って食べさせてくれるだけで何も言わない。
夕方に降りしきる雨の中で一軒家に居ると、高校生の時を思い出す。虚しい。
ご飯を食べてお風呂に入った。マンションの風呂と違って湯船に浸かることができる。温かいけど虚しい悲しい情けない。
実家には、中高生の時にたくさん集めたCDがある。
THE MODSのTIES
森山達也のラジオをよく聴いていた頃を思い出して虚しくなってしまう。
就活頑張ります。